チラシを打つタイミング
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ラーメン屋さんの集客方法のつづき。
チラシやクーポン券などは、損が出ない限り打ち続ける必要がある。
繁盛店というのは、繁盛しているのにもかかわらず、チラシやクーポン券を配っている。
一方、繁盛していない店は、何にもしないで、それで潰れていく。
人の心は移り気で、他に新しい店が出来たらそこへ行ってみようと思う。
知らない店なら、行ってみようと思う。
だからチラシやクーポン券など、集客のためにコストを掛けるのは、繁盛をつづけるには不可欠な集客方法なのかも知れない。
ただし、チラシを打つとなると、数十万円くらいはかかってしまう。
ホットペッパーなどのクーポン誌に出稿するのにもお金はかかる。
だから効果が出るかどうか、効果の出るタイミングは研究しないといけない。
でないと、お金をドブに捨てるだけで終わる可能性も高い。
だからお客さんが減る時期に打つほうがいいのか、集客しやすい時期に集客するべきなのか、考えどころだ。
もちろん店に来てくれたお客さんに、次回使える割引券や、イベントなどでクーポン券を配るのは、当たり前だ。
チラシや広告は、リピーターを作るためにやることだから、始めてきたお客さんをリピーターにするための仕組みは当然だしね。
繁忙期こそ、集客すべき
チラシなどを打つ場合、どうしても「売り上げが落ちる時期」に打ちたくなる。
なぜかというと、落ちた売り上げを上げたいからだ。
しかし繁忙期でない時期に売り上げを、上げるのは難しい。
お客さんの懐具合が寂しいのに、そこからお金をもらおうとしても無理だ。
『どん底の飲食店が奇跡的に復活した方法』によると、集客しやすい時期こそ集客すべきだという。
繁忙期で、お客さんを断らないといけないような時期こそ集客しやすく、集客するチャンスだという。
もし万が一満員でお客を断らないといけない事態になったら、特別なクーポン券を差し上げて帰ってもらえばいいと言う。
『満員御礼クーポン券』とでも銘打って、お詫びの言葉と次回来店時の割引クーポンでも差し上げればよい。
そう言うクーポン券をもらえば、たいていはまた来てくれる。
クーポン券は、持っていると「使わなきゃ」と思う人が何割かいて、そう言うお客さんに有効らしい。
特におばさん達は、クーポン券をもらうと、そのクーポンを使わなきゃ、とお店にやってきてだべっている。
こういう風に、来店動機(店に来るキッカケ)を作るために、お得意様に差し上げるクーポン券というのは有効な集客ツールだ。
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