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食品衛生責任者ってなに?
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食品を扱う施設には、食品衛生責任者を置かないといけない。
食品衛生責任者は、飲食店の営業に必要な役職で、店舗や施設等の公衆衛生を行うことを目的としている。
職務としては、
- 食品衛生上の管理運営に当たる。
- 食品衛生上の危害の発生を防止するための措置が必要な場合は、営業者に対し改善を進言し、その促進を図る。
- 法令の遵守
飲食店や食堂、給食施設など、食べ物を提供するような施設では、、営業施設ごとに食品衛生責任者を置かなければならないことになっている。
営業許可施設ごとに食品衛生責任者を選任し保健所に届け出ることになっている。
つまり食品衛生責任者を決めて保健所に届け出ないと、ラーメン屋を開業する事は出来ない訳やね。
食品衛生責任者になるには?
この食品衛生責任者は、講習会を受講する事によってなる事が出来る。
食品衛生責任者の講習はどこの都道府県でも、6時間行われる講習科目としては
- 衛生法規(2時間)、、衛生関係の法律について学ぶ
- 公衆衛生学(1時間)
- 食品衛生学(3時間)
ちなみに東京都の場合、教材費込みで、10,000円となっている。
講習の最後に小テストが行われて、それによって講習の終了証を受け取る。
合格率は、99%まじめに受ければ落ちる事は滅多にないと言う。
また、栄養士、調理師、製菓衛生師、食鳥処理衛生管理者、船舶料理士及び食品衛生管理者などの資格を持っているモノは、講習を受けなくても食品衛生責任者になれるという。
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